ポーチ

揮発性有機化合物（ＶＯＣ）の一つ。
水溶性の刺激臭のある気体で、水溶液がホルマリンで消毒剤や防腐剤に使われている
他に、様々な樹脂の原料となり、その樹脂は、接着剤、塗料、食器、繊維の加工等に広く
利用される。
接着剤など、建材に使用されるホルムアルデヒドが室内に放出され、人が吸引する事で
健康障害を引起こす、シックハウス症候群の主な原因とされる。

京都を中心に、関西以西で用いられる畳の寸法、または和室の柱間隔の寸法のこと。
6.3尺×3.15尺（191×95.5cm）で京間ともいう。

幅のある板を横に立てて用いる板のこと。
机などの天板の下部の脚と脚の間に取付けるものや、キッチンの吊戸棚や、レンジフ−ド
と天井の隙間を見栄え良く塞ぐために取付けるもの、鴨居の上に取付けるものなどがある。

敷地や建物の道路面など主要な方向から見た幅のこと。

建物のそれぞれの部屋を構成、区分する壁のこと。

窓や開口部の下に取り付けられる、横に渡してある材のこと。

切妻屋根で、片面が短く片面が長い屋根のこと。
片側の壁が高くなるのでロフトが設けやすい。

柱と柱の間に入れる柱の三つ割り程度の材のこと。
構造材ではなく、石膏ボードなどの壁材を取付ける下地材に用いる。

センダン科の広葉樹で散孔材。
中南米に産する。
加工性や寸法安定性、耐久性に優れ、高級家具材、彫刻材、楽器用材に用いられる。

天井面と壁面が接する部分に取付ける棒状の見切り材のこと。
天井仕上げと壁仕上げが異なる場合、綺麗に仕上がるように見切り材として取付ける場合
と、加えて部屋の装飾のために取付ける場合とがある。

焚き口の周囲が装飾的な壁で造られた暖炉、または壁に組み込む装飾枠のこと。
暖炉の上の飾り棚のこともいう。

天井仕上げ面と壁仕上げ面や、壁の腰板部分と上部のクロス部分など、材と材が異なる部
分を美しく収めるために取付ける材のこと。

道路境界線. 道路と建築敷地との間の法律上の境界線のこと。
幅員が４ｍ未満の道路の場合、道路の中心線から２ｍの位置がみなし境界線となり、そこ
が道路境界線となる。

上側に反った状態のこと。
長尺の梁材などがたわむ事を想定して、反っている側を上向きに取付けること。
屋根にもむくりをつける事がある。

屋根面と屋根面が合わさる頂点の部分のこと。

柱、梁など建物の基本構造を組上げることを「建て方」と呼び、建て方の最終工程で、屋
根を支える一番上部の棟が上がることをいう。
また、上棟を行う日に上棟式を行い、大工棟梁が棟木に幣束（へいぐし）を立て、
破魔矢を飾る。続いて塩、酒、米で四方を清め、工事の無事完了を祈る。

上棟と同義語。

小屋組みの最も高い位置にある水平材をいう。屋根の荷重を小屋束から梁へ伝える部材の
こと。
棟木を取りつけることを上棟（または建前）と呼ぶ。

一つの棟の高さが異なる屋根のこと。
寄せ棟屋根や、切妻屋根の棟が複数ある。
多角形の間取りの建物によく見られる。

屋根上に積もった雪を載せたままにしておき、気温上昇により徐々に融雪させ排水する
システムの屋根のこと。
豪雪地方の敷地面積が狭い都市部の住宅では、居住空間と車庫などの付属空間を確保し、
除排雪の労力を軽減するため、無落雪屋根が多い。

建築部材の接合部分にできる線状の継ぎ目のこと。
石、レンガ、コンクリートブロックなど組積造りや、タイルや合板を張ったときに生じる、
線状の継ぎ目部分のこと。

上下階を一住戸とした、集合住宅の住戸形式。
住戸内の専用階段で移動する。
共用部分への各住戸の出入口は、二層毎に設けられるので廊下型住戸よりプライバシ−が
確保できる。

窓の開口部の外側に、木材や金属の棒状のものを格子に組んで取付けたもの。
防犯に有効。

地震の揺れを直接建物に伝えないようにすること。
免震構造とは、建物上部構造と基礎の間に積層ゴムやダンパーなどの免震装置を設置し、
地震のエネルギーや揺れを吸収、低減し、建物や室内の破壊、損傷を防ぐ構造。

屋根の下地となる垂木を壁(梁)の上に載せた際に、垂木の成(背)の分だけ空いた隙間をふさぐ部材のこと。
ルーフデッキには、その山折に合わせた専用の面戸(部材)がある。

主体構造が木材で構成された構造。
住宅に用いる木造には「軸組在来工法」と「枠組壁工法」とがある。

木材の土台、柱、梁、筋交いなどで構造となる骨組（軸組）をつくる日本の木造建築の
伝統的工法のこと。

建物を計画し建てる場合の、基準とする寸法や寸法体系のこと。
日本建築の場合、柱と柱の間の寸法や柱のいくつ割りかで各部材の寸法を決定する木割り
などがある。

小屋組みの部材で棟木と軒桁に平行に架け渡し、垂木を支持する横架材のこと。
棟木と同様に屋根の荷重を束から梁に伝える。

セメントに砂を混ぜて水で練ったもの。
壁の下地塗り・上塗りや、れんが・ブロックの目地塗りなど左官材料として用いる。