吊り金物と上部レールで戸を支え、左右にスライドして開閉する戸のこと。
敷居を設けず、床に突起や溝が付かない。
軽く、スムーズに開閉可能。
開き戸の丁番を取付ける側、回転軸側のこと。
新借地借家法(平成4年8月施行)に定められた借地権のこと。
この借地契約では、契約期限満了時に契約の更新がなく、地主に土地を返還しなければならない。
定期借地権には更地にして返還する義務がある、期間50年以上の「一般定期借地権」、期間は10年以上20年以下で専ら事業用の建物所有を目的とする「事業用借地権」と、期間は30年以上で地主が建物を買い取ることで借地権が消滅する「建物譲渡特約付定期借地権」の3種類がある。
面と面が直交する角の外側、出っ張っている部分のこと。
階段やバルコニ−などの手摺部分が壁になっているもの。
鉄筋コンクリ−トを主体とする構造。
柱と梁で構成するラ−メン構造と一定の厚さの壁の長さで構成する壁式構造とがある。
RC造と同義語
主体構造を鉄骨で建築する構造。Steel造の略。
低層集合住宅や一般住宅などで使われている軽量鉄骨構造(筋交材で壁や床面を補強した「ブレ−ス構造」)や大規模な建築物に用いられる重量鉄骨構造(柱、梁で構成する「ラ−メン構造」)がある。
S造と同義語。
SteelReinforcedConcreteの略。
鉄骨で柱や梁を組み、その周りに鉄筋を配してコンクリートを打ち込み一体構造にした建築工法のこと。
比較的小断面の骨組みで強度に優れ、粘り強い構造なので高層建築によく用いられている。
建物の外壁より外側に張り出している窓をいう。
住宅の外部に設けられたタイルなどで舗装された部分のこと。
多くは、居間や食堂の延長として利用できるように造られる。
「(野獣の)穴、(盗賊の)巣」という意味で、一般的な部屋より小さい部屋を指し、こじんまりとした私室のこと。
(書斎、趣味室などのプライベートルーム)
居室の中央に立ち、四方の壁面を見た状態を表現した図面のこと。
室内仕上げや天井の高さや壁の形状、建具などの開口部、家具、設備機器の位置や形状などを図示する。
建物を空に投影したときの、空が見える割合のこと。
天空率の高い建物は採光や通風が確保されるとし、道路斜線、隣地斜線、北側斜線の緩和の適用がある。
居室の床仕上げ面から、天井仕上げ面までの高さのこと。
建物全体の天井を下から見上げた図面のこと。
天井の形状や仕上、照明器具や空調など天井に設置する設備機器などを表記する。
上と下を入れ替える事。
机や作業台など、家具の最上部の厚板のこと。
カウンタ−トップやワークトップとも呼ばれる。
和室の押入れ上部に設けられた収納スペ−スのこと。
天井から下に40〜50センチ程の高さで、奥行きは押入と同じ、引違いの襖が付いている。
屋根面に設ける採光のための窓。
トップライトと同義語。
おもな扉として、アコーディオンドア、親子戸・親子ドア、折戸、片開き戸・片開きドア、框戸、ガラリ戸、格子戸、障子、断熱ドア、吊り戸、戸襖、引き込み戸、引き違い戸、引き戸、引き分け戸、襖、フラッシュ戸、浴室ドア、両開き戸・両開きドアなどがある。
木造軸組において、2階以上の床の位置で柱と柱をつなぐ横架材のこと。
建物の外側の周りに廻って配置され、2階の床梁を支える。
午前8時から午後4時までの各時間ごとの日影を描き、あるひとつの場所がどのくらいの時間影になっているのかを描いた図面のこと。
たとえば、8時と11時の日影が重なる部分は、3時間日影になる部分となる。
この日影図をもとに同じ時間だけ日影になる点を結んだものを等時間日影図という。
建物の外観や室内を遠近法により立体的に描いた完成予想図のこと。
パ−スと同義語。
建物の中での人や物の移動する軌跡、経路のこと。
間取り計画では、重要な要素となる。
各敷地に接する、建築基準法42条に定義される道路との境界線のこと。
原則、幅員が4m未満の道路は、道路中心線から2m後退したところが道路境界線とみなされる。
敷地の前面道路の反対側境界線から、住居系の用途地域で1:1.25その他の地域で1:1.5の勾配の斜線により建物の高さの制限を定めたもの。
また、建物を道路境界線から後退(セットバック)させて建てる場合、その分道路が広いとして道路斜線の緩和が受けられる。
建築基準法42条に定義される、道路の幅員の中心の各点をつないだ線のこと。
木造建築で一階と二階を貫いている一本の柱のこと。
構造上重要で建物の四隅に用いる。
洋風住宅で、屋根裏部屋の採光のために屋根に突き出して設ける、三角屋根の窓のこと。
和室の上座に設け、畳床より一段高くし床框を設け、畳表のみの薄縁(うすべり)または銘木の床板、床柱、上部の下がり壁の端部に落し掛けで構成されるもの。
壁には掛軸などの書画を掛け、床には活花などを飾る所とされる。